2010年10月30日土曜日

展覧会「生誕百年 映画監督 黒澤明」について

今日は、東京国立近代美術館フィルムセンターで行われている「生誕百年 映画監督 黒澤明」の展覧会を見てきました。

黒澤監督やスタッフが実際に使用した脚本や撮影資料など、仕事の様子がわかる様々な貴重な資料をみることができます。

残念ながら今日は、「黒澤明vs.ハリウッド」の著者、田草川弘氏(ノンフィクション作家)のトークを聞くことができませんでしたが、スタッフなどによるトークもあるようです。

また、黒澤監督の展覧会の他、常設展として映画遺産も行われており、木製のカメラや映写機などが展示されているため、映画の歴史を知ることができます。

印象的だったのは、牧野省三監督による「忠臣蔵」の映像です。たまに話に出てくることがあると思いますが、実際の映像が見られる機会はあまりないと思うのでよかったら行ってみてください。



<展覧会情報>
「生誕百年 映画監督 黒澤明」
第1期 : 9月17日(金)~10月31日(日)
第2期 : 11月9日(火)~12月26日(日)

※第2期に関しては、黒澤監督の50作品が日替わりで上映されます。
(上映時間や映画上映の料金に関する詳しい情報はこちらに書かれております。)

観覧料(映画上映なしの場合)
一般200円(100円)/大学生・シニア70円(40円)

開室時間
午前11:00~午後6:30
(入場は午後6:00まで)

休室日
月曜日

場所
〒104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6

アクセス
営団地下鉄銀座線「京橋駅」下車、出口1から昭和通り方向へ徒歩1分
都営地下鉄浅草線「宝町駅」下車、出口A4から中央通り方向へ徒歩1分
営団地下鉄有楽町線「銀座一丁目駅」下車、出口7より徒歩5分
JR「東京駅」下車、八重洲南口より徒歩10分

スタッフによるトーク情報などの詳細は<東京国立近代美術館フィルムセンターホームページ> を見てください。

11月6日(土)に関しては、3D映画の歴史についての講演もあるようです。詳しくは、上記ホームページに書かれております。

アイディア2

書籍やアンケート結果などからスポーツ中継における必要な要素は3つあると考えました。


1.ルールや解説のわかりやすさ

2.臨場感

3.エンターテイメント性の強化


そのうち、昨日は、1の「ルールや解説のわかりやすさ」のアイディアを書きましたが、今日は、3の「エンターテイメント性の強化」のアイディアを書きます。


            
  (図)NHKで放送された2010年6月14日日本VSカメルーン戦の映像を基にしております。


このように、中継カメラにAR(拡張現実)技術を内蔵させ、該当選手にカメラを向けた際に試合中の選手の発言などを表示させたいと考えております。

しかしながら、TBSが放送したゴルフ中継の際に石川遼選手にマイクを付けて問題となったこともあったので、何とも言えないところですが。。。

野球では、ホームランを打った後に入ってくる公式の選手コメントを、このように表示させるのであれば、問題がないのではないかと考えております。

読んでくださった方々で、アイディア等があれば、コメントお願いします。


明日は、東京近代美術館のフィルムセンターで行われている「生誕百年 映画監督 黒沢明」の展示を見てこようと考えているので、それについて書こうと思います。

2010年10月28日木曜日

ルールや解説のわかりやすさについてのアイディア1

今日は、ルールや解説のわかりやすさといった意味でのアイディアを載せたいと思います。

以下の図は、サッカーでオフサイドになった場合です。

                     
(図)NHKで放送されたワールドカップ2010年6月14日(月)日本VSカメルーン戦を
   もとにしております。


ルールを図のように表示させ、さらに詳しくオフサイドについて知りたい場合は、リモコンの黄色ボタンなどを押すことによって、ルールの詳しい解説を画面上に表示させようと考えております。


(すいません。ルールの詳しい解説を画面上に載せた場合も作ったのですが、書き出しの問題で今日間に合いませんでした;;文章だけだと分かりにくいと思いますので、発表練習の時にお見せします。あと、発表練習の時は動画でお見せします。)


また、オフサイド以外のルールや野球など他のスポーツにおいても、ルールが分かりにくいところなどでは使えるのではないかと考えております。

もっとこうした方がいいなど、見てくれた方はどしどしコメント欄に書いてください。

2010年10月27日水曜日

3Dに向いているスポーツ中継は何?

昨日、サッカーの3D中継においてサポーター(観客)の映像が多いことを書きました。

実際、中継を見た人に感想を聞くとやはり、

『「スタンドの観客を映したシーンが印象的だった」「試合終了後の紙吹雪がきれいだった」など、試合そのものではない映像を評価する声が多く聞かれた。』(日経トレンディ)

では、なぜ観客の映像が多くなってしまうのだろうか?

『理由は、「箱庭効果」にある。サッカー中継では、試合の状況をわかりやすく伝えるため、上からグラウンド全体を俯瞰するような映像を多用する。しかしこういった引きの映像では、立体感が付きにくく、むしろ「箱庭で試合しているように見え、迫力に欠ける」(立体映像ジャーナリストの大口孝之氏)』
(日経トレンディ)

『サッカーではないが、5月にラグビーを3Dで中継したJ:COMグループのジェイ・スポーツ・ブロードキャスティングでは、「2回テスト撮影をした結果、カメラの位置をグラウンドに近い高さに下げた」と明かす。「3D撮影は、人間の目と基本的に同じ。グラウンドが間近な席ほど人気があるが、カメラのベストポジションも同じになる」(ジェイ・スポーツ)』(日経トレンディ)

さらにサッカーの試合は、前半と後半それぞれ45分であることもあるようで、体への負担も含めてあまり3Dが向いていない、という声があることは事実である。


一方、野球はどうだろうか?

今年は、巨人戦を対象に3試合のみではあるが、日本テレビの制作で3D中継が行われた。

2Dと3D中継の違いは、『バックネット裏からの映像が多用された。このカメラアングルだと、ピッチャーが投げた球が画面の手前に飛んできて、迫力があるからだ。』(日経トレンディ)

実際、野球中継の歴史を見てみると、現在のようにセンターからピッチャー越しのバッターのような映像ではなく、中継当初はメインカメラがバックネット裏からの映像だった。ということは、昔から野球中継を見ている人にとっては、懐かしく感じるのではないだろうか。

3D中継になったことで、カメラアングルが完全にではなくてもこのように原点に返るというのもある意味興味深い。

また、サッカーで問題となった試合時間を野球で考えると、

『イニング毎に小休止があるので、体への負担は少ないのでは、と話す関係者もいる。』
(日経トレンディ)

以上から、サッカーより野球の方が3D向きのスポーツ中継ということがいえるのかもしれない。


それ以外に、さらに3D向きなスポーツがあった。

それは「格闘技」である。

『引きの映像が少なく、試合時間が短いという、3D向きの2つの要素を兼ね備えている』(日経トレンディ)
からである。

『人物の入れ替わりが激しい点も、3Dの魅力を引き出す要素となりそうだ。』
(日経トレンディ)


<参考URL>
日経トレンディネット<http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20100908/1032867/

前から気になっていた3D中継について

ちょっと前々から気になっていたので、今日と明日で今年行っているサッカーや野球の3D中継についてまとめようと考えています。
(※野球の3D中継に関しては、巨人戦の3試合のみ)

今日は、「サッカー」について。

サッカーのJリーグでは、7月から3D中継を始めました。

その中で、当たり前といえば当たり前だけれども魅力は、

もちろん臨場感!!

その最大の見せ場は、

『「ゴールシーンはもちろん、個人的にはゴールキックのシーン」(中継担当者)とのこと。ピッチの奥行きを実感することができます。』(J's GOALより)(※ピッチ=選手がサッカーをする場所)

確かに、ゴールキーパーからだと、相手ゴールまでの奥行きの中で蹴ったボールが奥に飛んでいく映像が浮かんできます。

さらに、『3D中継を観戦して気付くのは、サポーター(観客)の映像の多さ。ピッチから見上げると迫力の映像となります。』(J's GOALより)

今までの2Dでの中継においてサポーター(観客)の映像が多くなかったので、サポーターの映像が多いのには、正直驚きました。でも、確かに、今年のワールドカップのカット割りを見ていると、2006年までのワールドカップにはなかった観客の映像がところどころスローで入っていたのが印象的だったなぁ。

家に3Dテレビがないのと、3D中継は現在「スカパー!」でしか放送していないため、見たいけれど見れないのが残念・・・。

でも、やはり大切なのは、『3D技術はスポーツの魅力を伝えるためのスパイスとのこと。わかりやすいJリーグ中継を実現するうえで、必要に応じて効果的に3D技術を活用することがポイントと教えてくれました。』(J's GOALより)

ところで、サッカーは3D中継に向いているのだろうか?

やっぱり、当然ながら「わかりやすさ」がキーワードになってくる。

もっともっと、わかりやすくするための中継方法を研究で考えなくては。

明日は、この流れで、野球とサッカーどっちがスポーツの3D中継に向いているかについての話をまとめようと思ってます。


<参考URL>
J's GOALニュース【スカパー!】Jリーグ3D中継を体験! 3Dの見どころを紹介します(10.09.27)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00107003.html

2010年10月26日火曜日

今日の卒業アルバム集合写真




今日の卒業アルバムの集合写真です。元画像がほしい人は渡すので言ってください。

中継に生かせそうな技術を発見!

「サッカー中継を自由なアングルで見れる スタジアム3D自由視点技術」

見ている人が好きなように視点を変えられるだけでなく、連動した映像で見ることができるため、カット割りのように映像と映像が途切れることがないのが利点!

以下、YouTube
<KDDI研究所  スタジアム3D自由視点より http://www.diginfo.tv/



この技術を使ったアイディアを現在考え中。。。

2010年10月25日月曜日

プロ野球中継に激震・・・

10月23日(土)プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ優勝を決めた中日ドラゴンズ。

その裏で、驚きのニュースがあった。

それは、10月30日(土)から始まる日本シリーズに関して。

プロ野球中継が始まった1953年(昭和28年)以来初めて日本シリーズの第1戦、第2戦、第5戦の地上波全国中継(BSとCSは中継有り)がないというのである。

当初、中日が日本シリーズに進出した場合のシリーズ開幕戦はTBSに地上波中継の優先権があった。しかし、同局はすでに女子バレーボール世界選手権を編成しており、日本シリーズの放送権を獲得しなかった。(日刊スポーツ)

確かに、1カ月ぐらい前から大々的に宣伝していたバレーボールの中継をやめるわけにはいかないから仕方がないかなぁ。

TBSがデイゲームを申し込んだみたいだけど、駄目だったみたいなので…

ちなみに、

日本シリーズが全戦ナイターで行われるようになったのは、ゴールデンタイムで放送したいテレビ局の意向に沿ったから。そのテレビ局がいまや、ゴールデン(とりわけ土・日は)だけは勘弁してくれと言い始めているのだから皮肉なものだ。(夕刊フジ)

確かに、

好カードであった巨人VS阪神のクライマックスファーストステージでさえ、地上波中継は関西ローカルのみ。(夕刊フジ)

であるから、何とも言いようがないけれど、来年からは、また日本シリーズ全試合放送してほしい…


<参考URL>
・えっ!?第1、第2戦は地上波全国放送なし(スポニチアネックス)
 <http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2010/10/24/08.html

・史上初!日本シリーズ地上波全国中継なし (日刊スポーツ)
 <http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20101024-693713.html

・テレビ業界震撼! 日本シリーズ地上波中継は大丈夫?(ZAKZAK 産経デジタル)  
 <http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20101023/bbl1010231401004-n1.htm

2010年10月22日金曜日

10月22日現在での目次 ver.1.0

10月22日(金)現在 ver.1.0

目次


第1章 研究概要
  1.1 研究背景
  1.2 問題点
  1.3 研究目的
  1.4 研究手法
  1.5 論文の構成


第2章 スポーツにおけるメディアの関わり方
  2.1 スポーツ中継の歴史
  2.2 スポーツを扱ったメディアの変化
   2.2.1 女性の社会進出
   2.2.2 スポーツ観戦における女性の主体化

第3章 女性のスポーツ中継に対する関心
  3.1 女性がスポーツ中継を見る割合
  3.2 女性がスポ-ツ中継を見る理由の分析
  3.3 女性がスポーツ中継を見ない理由の分析
  3.4 どうすれば現在よりもスポーツ中継を見るようになるか

第4章 新たなスポーツ中継方法の提案
  4.1 スポーツ中継に必要な3つの要素
   4.1.1 ルールや解説を分かりやすくする方法の提案
   4.1.2 AR技術を用いた方法の提案
   4.1.3 「Scritter」技術を用いた方法の提案
   4.1.4 臨場感の強化に向けた提案
  4.2 考察

第5章 まとめ
  5.1 考察
  5.2 展望

第6章 謝辞

参考文献

川合です

川合です。

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