2010年11月4日木曜日

サッカー中継を見て感じたこと

昨日、日本国内サッカーリーグのカップ戦Jリーグヤマザキナビスコカップの決勝が行われた。

この試合には、私の出身地である静岡県磐田市にあるジュビロ磐田が9年ぶりの決勝に進出し、12年ぶりの優勝を飾った。(対戦相手は、サンフレッチェ広島です。)

実は、この試合を録画で見ていて気付いたことがあった。それは、以前ブログで書いた3Dの話に通じるのではないかというカメラアングルについてである。

まず、最初に気になったのは、手持ちのカメラが今まで見てきたサッカー中継よりも多くなったと感じた。



この2枚の写真のように手持ちで撮影することにより、間近で選手を撮影することができるため、今まで以上に選手のプレーの迫力を感じることができる。そして、このような2枚の写真から、以前ブログで書いたサッカーの3D中継における特徴を見ることができる。

それは、奥行きである。このように選手と同じぐらいの高さにカメラを置くことにより、より奥行き感を出し、迫力のある映像にするようにしているのだということを2Dの中継ではあるが、見て感じることができた。


さらに、3Dならではの特徴を活かしたシーンは以下の写真の映像である。もし3Dならば自分の方に飛んでくるように感じるだろう。

    

このカメラアングルに関しても、以前に比べて多くなっており、完全に3Dを意識したアングルということが言えるのではないだろうか。

とはいえ、実際J's GOALには、「スカパー!のJリーグ3D中継は、並行して従来の2Dの中継もしています。ただし、その裏側は全くの別物です。カメラはもちろん、実況アナウンサーもディレクターも3D専属で作りこんだ映像を届けています」と書かれている。

ということは、3D中継でのカメラアングルは、2D中継のカメラアングルを考える際に今まで以上に2D中継に臨場感のあるアングルを生み出しているといってもいいのかもしれない。

これからさらに面白いアングルが出てくる可能性が十分にある。そういった意味でもスポーツ中継を見るのが面白くなりそうである。そして、他の競技を含め多くのスポーツ中継を見て、自分なりにアングルについて考えてみるのも面白いと感じた。


<参考文献>
J'sGOALJ's GOALニュース【スカパー!】Jリーグ3D中継を体験! 3Dの見どころを紹介します(10.09.27)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00107003.html

<参考画像>
フジテレビ制作の2010年Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦の映像より

1 件のコメント:

  1. ますます、核心に近づいてきた感じですね。
    スポーツはとにかく臨場感ということ...

    それに、女性向けの「わかりやすさ」が組み合わされれば!\(◎o◎)/!

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